改正資金決済法対策|仮想通貨(USDT・XRP)で入金できる海外FX7社を徹底比較【2026年】
仮想通貨入金が「今」注目される理由
2025年6月、改正資金決済法が成立しました。2026年中の施行が見込まれるこの法改正により、海外FX業者への国内銀行送金や一部の電子ウォレット(bitwallet)経由での入金が、これまでどおり使えなくなるリスクが高まっています。
「今まで通り入金できると思っていたら、急に使えなくなった」——そうなる前に、仮想通貨(USDT・XRP・BTCなど)を使った入金ルートを確保しておくことが、海外FXを続けるうえで重要な備えになっています。
この記事では、WorldLinkForexが掲載する7社の海外FXブローカーについて、仮想通貨入金の対応状況を徹底比較します。対応通貨・手数料・反映時間・出金の可否まで整理しましたので、ブローカー選びの参考にしてください。
改正資金決済法とは?海外FXユーザーへの影響
2025年6月に成立した改正資金決済法(クロスボーダー収納代行業者への規制強化)は、2026年中の施行が予定されています。
この改正が施行されると、国内の銀行や決済代行業者が「海外業者への資金移動を仲介する行為」に対して規制が強まります。具体的には、国内銀行送金を通じた海外FX口座への入出金が、事実上利用しにくくなる可能性があります。bitwalletなど一部電子ウォレットも同様のリスクがあるとされています。
ただし、「海外FXそのものが違法になるわけではありません」。入金ルートが制限されるという話であり、仮想通貨(ブロックチェーン経由)での送金はこの規制の対象外とされています。
状況は流動的なため、最新情報は各ブローカーの公式サイトおよび関係省庁のガイダンスをご確認ください。
仮想通貨入金に対応している海外FXブローカー比較
以下は、WorldLinkForexが掲載する7社の仮想通貨入金対応状況をまとめた比較表です(2026年4月時点の調査結果。変更の可能性があるため、最新情報は必ず各社公式サイトでご確認ください)。
| ブローカー | USDT | XRP | BTC | ETH | 入金手数料 | 反映時間 | 出金(仮想通貨) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| XM | ◎(4ネット) | ○ | ○ | ○ | 無料※ | 5分〜1時間 | ○ |
| TitanFX | ◎(3ネット) | ○ | ○ | ○ | 無料※ | 1分〜30分 | ○ |
| AXIORY | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ― | ― | ✕ |
| IS6FX | ○(50USDT〜) | ✕ | ○ | ○ | 無料 | 30分以内 | ○(USDT等) |
| Milton Markets | ○ | △(bitwallet経由) | ✕ | ✕ | 無料※ | 1営業日以内(bitwallet即時) | ○(手数料無料) |
| MYFX Markets | ○(手数料無料) | ✕ | ○ | ○ | 無料 | 要公式確認 | ○(USDT・10USDT手数料) |
| BigBoss | ○(ERC20) | △(CRYPTOS口座のみ) | ○ | ○ | 無料※ | 0〜2営業日 | ○(CRYPTOS経由) |
※ブローカー側の入金手数料は無料ですが、送金元ウォレット・取引所でネットワーク手数料(マイニング手数料等)が発生する場合があります。
※TitanFXの対応通貨は公式Zendesk・クライアントキャビネットにて確認。随時変更される可能性があるため、最新リストは必ず公式サイトでご確認ください。
※BigBossの○はFX口座への直接入金。△はCRYPTOS口座経由のみ。
※情報は2026年4月時点のもので、変更になる場合があります。
各ブローカーの仮想通貨入金詳細
XM(エックスエム)|最多27種類・入出金ともに対応
XMは仮想通貨対応の幅広さで群を抜いています。USDT・XRP・BTC・ETHをはじめ、合計27種類の仮想通貨で入金が可能です。USDTはTRC20(トロン)・ERC20(イーサリアム)・BEP20(バイナンス)・Polygonの4ネットワークに対応しており、手数料が低いTRC20での送金がおすすめです。
また2026年1月より、仮想通貨での「出金」にも正式対応しました(BTC・ETH・XRP・USDT・LTC)。入出金のサイクルを仮想通貨で完結できるブローカーとして、法改正後の環境に最も対応しやすいと言えます。
注意点として、仮想通貨入金には月3万ドル相当の上限があること、入金アドレスの有効期限が約15分であることを覚えておきましょう。
TitanFX(タイタンFX)|XRPで最短2分・低コスト入金
TitanFXはBTC・ETH・XRP・USDT・USDC・LTC・BCH・LINKなど、主要8種類以上の仮想通貨入金に対応しています(対応銘柄は随時変更される可能性があります。最新リストはクライアントキャビネットにてご確認ください)。中でもXRPによる送金は手数料が約60円・反映まで最短2分と、コストと速度のバランスが優れています。USDTはTRC20・ERC20・BEP20の3ネットワークに対応。出金も同様の仮想通貨で可能です。
なお、AUD建て口座は仮想通貨での入出金に非対応です。USD・JPY・EUR・SGD建て口座のみ対応しています。また、入金アドレスはワンタイム制のため、送金のたびに会員ページからアドレスを新規取得する必要があります。
AXIORY(アキシオリー)|現在は仮想通貨入金に非対応
AXIORYは以前、Bitpay経由でのビットコイン入金に対応していましたが、2021年8月にメインバンクの暗号通貨規制強化を理由として、仮想通貨での入出金を全面停止しました。2026年4月時点でも再開の案内はなく、現在は仮想通貨入金に非対応です。
AXIORYの現在の主な入金方法は、国内銀行送金・クレジットカード・Curfexカードの3種類です。改正資金決済法の施行後、国内銀行送金の利用が制限された場合は代替手段が限られる点は、AXIORYを使うにあたって留意すべきデメリットです。
IS6FX(アイエスシックスFX)|USDT・BTC・ETH・USDCの4種類
IS6FXはBTC・ETH・USDT・USDCの4種類の仮想通貨入金に対応しています。最低入金額は50USDT相当で、入金手数料はブローカー側では無料です。
ひとつ注意点があります。IS6FXでは仮想通貨の種類ごとに専用口座を開設する必要があります。たとえばUSDTで入金したい場合は、USDT口座を別途開設する形になります。通常のスタンダード口座と仮想通貨口座は独立しているため、口座管理が少し複雑になります。
なお、XRPは対応していません(2026年4月時点)。送金手数料が安いXRPを主な入金手段にしたい方は、他のブローカーを検討してください。
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)|USDT直接入金に対応
Milton MarketsはUSDTによる直接入金に対応しています。bitwallet経由での入金も引き続き利用可能(bitwallet自体はXRP・BTCなどの仮想通貨に対応)です。手数料はブローカー側は無料です。
USDT直接入金の最低入金額は100USD相当で、反映時間は1営業日以内です(bitwallet経由での入金は即時反映)。急ぎの入金が必要な場合はbitwallet経由が便利です。出金についてもUSDTアドレスへの出金が可能です。なお、スペックは変更の可能性があるため、利用前に必ず公式サイトのヘルプセンターでご確認ください。
MYFX Markets(マイエフエックスマーケッツ)|BTC・ETH・USDT 3種類対応
MYFX MarketsはBTC・ETH・USDT(テザー)の3種類の仮想通貨入金に対応しています。ブローカー側の入金手数料は無料で、入金時のレートで即時にドルへ変換されるため、仮想通貨の価格変動リスクを最小限に抑えられるのが特徴です。
出金はUSDTにも対応していますが、出金手数料として10USDTが発生します。XRPには対応していません。
BigBoss(ビッグボス)|BTC・ETH・USDT(ERC20)の3種類対応・CRYPTOS口座も活用可
BigBossの通常FX口座(スタンダード・プロスプレッド・デラックス)への仮想通貨入金は、BTC・ETH・USDT(ERC20)の3種類のみ対応しています。USDTはERC20(イーサリアムメインネット)のみの対応で、TRC20やBEP20には非対応です。BNB ChainなどのLayer2ネットワークからの送金もできません。
XRPについては、通常FX口座への直接入金手段としては非対応ですが、BigBoss独自の仮想通貨取引所「CRYPTOS」口座への入金にはXRPが使えます。CRYPTOS口座からFX口座への資金移動は可能なため、XRPを活用したい場合はこのルートを経由することになります。ただし手順が複雑になるため、初心者にはUSDT(ERC20)での直接入金のほうが確実です。
なお、反映時間は0〜2営業日と他社より時間がかかる場合があります。急ぎの入金が必要な場合はbitwalletや国内銀行送金を検討してください。
仮想通貨入金のメリット・デメリット
メリット
① 改正資金決済法のリスクを回避できる
ブロックチェーン経由の送金は現行の規制対象外とされており、法改正後も継続して使える可能性が高い、現時点で最も安定した代替手段です。
② 手数料が安い
特にXRPやUSDT(TRC20)は送金コストが低く、XMやTitanFXへの送金で40〜60円程度に抑えられるケースもあります。国内銀行振込の手数料と比べると大幅なコスト削減になります。
③ 24時間365日・即時〜短時間で反映
銀行送金のように平日営業時間の制約がなく、週末や深夜でも入金が可能です。XMやIS6FXは30分〜1時間以内に反映されます。
デメリット
① 送付ミスは取り返しがつかない
ウォレットアドレスを1文字でも間違えると、送金した仮想通貨は永久に失われます。必ずコピー&ペーストで入力し、送金前にアドレスを再確認してください。
② XRPには「宛先タグ」が必要
XRPを送金する際は、ウォレットアドレスに加えて「宛先タグ(Destination Tag)」の入力も必須です。これを省略すると着金しない場合があります。XM・TitanFX・BigBossともに必要な仕組みです。
③ 価格変動リスク(BTC・ETHの場合)
BTCやETHは価格が変動するため、送金中に円換算額が変わる可能性があります。USDTは1USDT≒1USDで安定しているため、FX入金用途にはUSDTが最も使いやすいでしょう。
④ USDTは国内取引所で直接購入できない
2026年時点、USDTは日本国内の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。XRPなど国内取引所で購入できる仮想通貨を海外取引所(Bitgetなど)に送り、そこでUSDTに交換するステップが必要です。
仮想通貨でFX口座に入金するまでの流れ(概要)
はじめて仮想通貨で入金する場合、おおまかな手順は以下のとおりです。
ステップ1:国内取引所でXRPを購入する
bitbank・GMOコインなど、日本の金融庁登録済みの仮想通貨取引所に口座を開設し、XRPを購入します。XRPは手数料が安く、送金速度が速いため初心者にもおすすめです。本人確認(KYC)が必要なため、事前に完了させておきましょう。
ステップ2:海外取引所(任意)でUSDTに交換する
USDT入金を希望する場合は、XRPをBitgetなどの海外取引所でUSDTに交換します。XRPのまま直接対応ブローカーに送金する場合はこのステップは不要です。
ステップ3:FXブローカーの会員ページから入金アドレスを取得する
各ブローカーのマイページから「入金 → 仮想通貨」を選択し、入金用ウォレットアドレスを取得します。アドレスには有効期限がある場合(XMは15分、TitanFXはワンタイム)があるため、取得後すぐに送金作業を行ってください。
ステップ4:送金する
取引所またはウォレットから、表示されたアドレスへ送金します。XRPの場合は宛先タグも必ず入力してください。
なお、国内取引所から海外FX口座へ直接送金することについては、取引所の利用規約上の制約が強まっている状況です。海外取引所を中継するルートが現時点では現実的な選択肢とされています。詳細は各仮想通貨取引所の最新ガイドラインをご確認ください。
まとめ:仮想通貨入金対応ブローカーの選び方
改正資金決済法の施行を見据えると、仮想通貨入金への対応力はブローカー選びの重要な判断軸になりつつあります。現時点での状況をまとめると、次のとおりです。
| 目的・重視ポイント | おすすめブローカー |
|---|---|
| 入出金を仮想通貨で完結させたい | XM(入出金ともに27種類対応) |
| XRPで低コスト・高速送金したい | XM・TitanFX・BigBoss(※BigBossはCRYPTOS口座経由) |
| USDTで価格変動なく安定入金したい | XM・TitanFX・IS6FX・Milton Markets・MYFX Markets・BigBoss |
| ECN口座でEA運用もしたい | TitanFX(USDTでの入金+ECN環境が揃う) |
| ボーナスも欲しいが仮想通貨でも入金したい | XM・IS6FX・BigBoss |
AXIORYは現時点で仮想通貨入金に対応していないため、法改正後の入金手段として仮想通貨ルートを確保したい方は、他のブローカーとの併用を検討することをおすすめします。
仮想通貨入金は、法改正への備えとして有効な選択肢ですが、アドレスミスや宛先タグの省略など、取り返しのつかない失敗リスクもあります。慣れないうちは少額でテスト送金を行い、手順を確認してから本格的に活用するようにしてください。
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本記事の情報は2026年4月時点のものです。仮想通貨の入出金対応状況・手数料・反映時間等は変更される場合があります。最新情報は必ず各ブローカーの公式サイトでご確認ください。本記事は情報提供を目的としており、特定のブローカーや投資を推薦するものではありません。仮想通貨の取引にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。改正資金決済法に関しては、違法になるわけではありませんが、状況が流動的なため、最新情報を随時ご確認いただくことを推奨します。

